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場転・学校


春樹「直人、俺ちゃんと話すことにした」

直人「そうか」

春樹「ああ、悪かった」

直人「いや、俺は別に、それは柊木にいってやれよ」

春樹「あ、ああ」

直人「まあ、決めたことはいいんじゃないか」

春樹「ありがとう」

直人「頑張れよ」

春樹「ああ」





春樹「柊木」

奈緒「橘君」

春樹「いろいろ悪かった、ひどいこと言ったのに謝れなかったり伝えなきゃいけないのに伝えられなくて」
　　「今度はちゃんと伝えるから」

奈緒「うん」

春樹「まず、謝らなきゃな」
　　「この前のことは悪かった、なんか照れくさくて、あんなこと言って」
　　「柊木がどうってわけじゃないから」

奈緒「……うん」

春樹「だから、俺は……なんていうか、柊木のことが好きで」
　　「だから、本当にごめん！」

奈緒「ううん、いいよ」
　　「それより、好きって言って謝るってなんか……」

春樹「そ、そうか」

奈緒「ふふふ、えっと、私も橘君が好き、です……」

春樹「あ、ありがと……」
　　「そ、そうだ、これ、また作ったから……」

奈緒「ありがとう」

春樹「えっと……これからもよろしくな？」

奈緒「うん」



end